SACHIKO KANAMORI
パイ菓子研究所について
パイ生地は、幾層にも重なり合ってできています。
そして、その重なり方ひとつで、味わいや表情が変わります。
生地を重ねていくこと。
それは、人と人とが重なり合い、笑顔が生まれることにも少し似ているように感じます。
幾層にも重なるパイ生地のように、人の温もりや想いが重なり、笑顔が生まれる。
そんなパイ菓子を大切に作りたい。
それが、SACHIKO-KANAMORI パイ菓子研究所(Pie Labo)の想いです。
わたしの原点
私は小さい頃からパイが大好きでした。
ケーキ屋さんのショーケースをのぞくと、いつも心がワクワク、ドキドキ。
特に目を引いたのは、パイを使ったケーキでした。
パイ生地を口に入れた瞬間に広がる、サクサク、パリパリとした食感。
そのたびに、なんとも言えない幸せな気持ちになったことを覚えています。
大人になり、食に関わるさまざまな経験を通して、
あらためて感じたのは、お菓子が人の心をふっと癒してくれる存在だということです。
小さい頃、パイを食べて幸せな気持ちになったように、
今度は私が作るパイ菓子で、お客様にも同じような幸せを感じてもらえたら。
そして、その笑顔を見ることが、今の私にとっての大きな喜びになっています。
パイ菓子研究所という名前
ある時、ふと気づいたことがありました。パイ生地は、人の人生に似ているのではないかと。パイ生地は、幾層にも重ねて作られます。人の人生もまた、さまざまな経験を重ねながら歩んでいくものです。また、パイ生地はどのように膨らむのかは焼き上がってみないとわかりません。その不確かさが、面白くて、楽しい。人生もまた、どこかそれに似ているように感じました。
パイ生地に何を掛け合わせたら、どんな表情が生まれるのだろう。そう考えると、子どもの頃にお菓子作りに夢中になっていた時のように胸がワクワクしてきます。幾層にも重なったパイ生地のように、人の温もりや想いが重なり、笑顔が生まれる。そんなパイ菓子を、これからもずっと研究していきたい、そうして生まれたのが、SACHIKO-KANAMORI パイ菓子研究所という名前です。
SACHIKO-KANAMORIパイ菓子研究所
金森幸子